国内旅行業務取扱管理者

国内旅行業務取扱管理者

旅行業者は各営業所ごとに旅行業務取扱管理者を1名以上選任し、管理及び監督業務を行わせることが義務付けられています。営業所ごとなので、旅行業界で仕事をしている方の多くが持たれている国家資格となります。

現状の業務は交通機関やツアー等の情報を提供するサービスにて、エンジニアチームのマネージメントが中心ですが、これまで複数社でプリセールスとして仕事をしていた事もあり、エンジニア的なスキル以外にもビジネス的な側面に興味が強い為、こちらの資格を取得してみました。サービスを考える上で、参考になる部分も多々あり楽しみながら勉強する事が出来ました。

旅行業務取扱管理者
旅行業者や旅行業者代理業者は、営業所ごとに一定の資格を持った旅行業務取扱管理者を選任して、旅行の取引条件の説明などの業務の管理・監督を行わせなければならないと、旅行業法で規定しています。この旅行業務取扱管理者になるためには、一定の欠格事項に該当しない人で、国家試験(旅行業務取扱管理者試験)に合格する必要があります。
旅行業務取扱管理者の業務
法令で定められている旅行業務取扱管理者の業務は、次の業務の管理及び監督に関する事務です。

  1. 旅行に関する計画の作成
  2. 旅行業務の取扱い料金の掲示
  3. 旅行業約款の掲示及び備置き
  4. 取引条件の説明
  5. 契約書面の交付
  6. 企画旅行の広告
  7. 運送等サービスの確実な提供等企画旅行の円滑な実施
  8. 旅行に関する苦情の処理
  9. 契約締結の年月日、契約の相手方その他の契約の内容に係る重要な事項についての明確な記録又は関係書類の保管
  10. その他、取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するため必要な事項として観光庁長官が定める事項

参照:国土交通省

国内旅行業務取扱管理者

試験内容

  1. 旅行業法及びこれに基づく命令
  2. 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
  3. 国内旅行実務
    • 運送機関及び宿泊施設の利用料金その他の旅行業務に関連する料金
    • 旅行業務の取扱いに関する実務処理

「1」の旅行業法は、きちんと勉強すれば良いのでそれ程難易度は高く無いでしょう。

「2」旅行業法、運送約款に関してもきちんと勉強すればそれ程難易度は高く無いでしょう。

「3」実務ですが、JR運賃計算、船舶、国内航空、貸切りバス、宿泊等のルールや運賃計算を覚える。

ここまでは、勉強をきちんとすれば問題ないのですが、「3」に含まれる世界遺産、国内観光地、温泉、地理、名所等非常に多くの内容が含まれる問題が出題されます。流石に行った事がない場所を覚えるのは難しいので、自分はYoutubeで学びました。主に、国内旅行をされている方々や試験対策されている方々の動画を見て行った気分になって勉強させて頂きました。自宅で気軽に勉強出来いい世の中になったものです。Thanks for YouTube.

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