MYSQLは他のDBと同じようにI/O分散する事でパフォーマンスを大きく向上させることが出来ます。
基本的には、物理的に別のディスク(ディスクヘッドが別)を準備する事でI/O待ちを減らすことが
可能です。
ファイルをそれぞれの場所に分割する事で、I/O分散だけではなくオリジナルディスク領域の
ディスク容量を空ける事も可能です。
以下のファイルはアクセス方法が違う事が多いので分けましょう
Log File (Sequentialアクセス)
Database File (Randumアクセス)
Temporary Files (Randum and Sequentialアクセスなど)
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Windowsでのデータファイルパスの変更方法
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1. サーバーをSTOPさせる
2. データフォルダー移動、C:\Program Files\MYSQL\MYSQL Server 5.xx\data\移動用DBフォルダー
をG:\MYSQL\DATA\移動先DBフォルダー (名前は変更しておいた方が分かり易い)などへ移動
3. C:\Program Files\MYSQL\MYSQL Server 5.xx\data\ に 「移動用DBフォルダー.sym」という
ファイル名でテキストファイルを作成する
4. 「移動用DBフォルダー.sym」を編集し、「G:\MYSQL\DATA\移動先DBフォルダー」を記入
5. サーバーをSTARTさせる。
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Linuxでのデータファイルパスの変更方法
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1. サーバーをSTOPさせる
2. データフォルダー移動、/usr/local/mysql/data/移動用DBフォルダー
を/home/mysql/data/移動先DBフォルダー (名前は変更しておいた方が分かり易い)などへ移動
3. /usr/local/mysql/data/ に 「移動用DBフォルダー」用のシンボリックリンク作成
[root@colinux data]#ln -s /home/mysql/data/移動先DBフォルダー 移動用DBフォルダー
4. サーバーをSTARTさせる。
——————- 【Linuxでの例】——————-
1. STOP MYSQL Server
2. データベースフォルダーの移動
3. シンボリックリンクの作成
4. START MYSQL Server (起動後はデータアクセス確認)
参考URL
6.6.1.3. 上のデータベースに対するシンボリックリンクの使用